セクターごとの風景と難易度が変わるF1アゼルバイジャンGP

F1アゼルバイジャンGPの舞台となるバクー市街地サーキットはセクターごとに特色があり、近代的な市街地を走る直角コーナーで構成されたセクター1、城郭の中の旧市街を1周する起伏の多い曲がりくねったセクター2、カスピ海を横目にアクセル全開で駆け抜けるほぼ直線のセクター3から成っています。
道幅が広くロングストレートが続くセクター3は最高速度が350km/hまで伸びる一方で、コースギリギリまでコンクリートが迫る直角コーナーや7mしか幅のない旧市街といったテクニカルなコースでもあります。また市街地コースはまっさらなアスファルト状態から始まりますので最初は滑りやすく、建物の影などで路面状態も変化するため、モナコ以上にアクシデントが発生する荒れるコース展開となっています。

2019年のレース結果

2019年のF1アゼルバイジャン第4戦は、フリー走行開始早々マンホールの蓋が吹き飛ぶというアクシデントから始まりました。そのためフリー走行1本目は開始30分で中断となり、タイムを記録できたのはフェラーリの2台のみでした。その後の2本目でもクラッシュによる赤旗が2回と、予想通りの荒れる展開となりました。
予選ではフリーで好調だったフェラーリ勢が振るわずベッテルが3番手、フリーでベストタイムを叩き出したルクレールがクラッシュで10番手となりました。ポールポジションを獲得したのは2戦連続のボッタスで、その後ろにハミルトンが続く形になりました。
決勝は初回のアゼルバイジャンでは予選でコース上のマンホールの蓋の直撃を受け、2018年では残りわずかでデブリを踏んでしまいリタイアになるなど相性の悪かったボッタスがバーチャルセーフティーカーによる減速を巧みに利用して優勝し、ハミルトンが2位となりメルセデス勢がワンツーフィニッシュを決めました。

開催地バクーの歴史

F1アゼルバイジャンGPの開催地バクーは日本人には馴染みのない街ですが、近年急成長を遂げている由緒ある大都市です。元はソビエト連邦の一部でしたが、1991年8月に独立し、算出する原油により急速に発展を遂げ、現在では第2のドバイと言われるほどになっています。
宗教は大多数をイスラム教徒が占めますがそれほど戒律に厳しいところではなく、レストランでの飲酒他モスク以外での女性の格好も自由ですので比較的旅行しやすい国と言えます。
また、古くから港町として栄えていましたので歴史的な建造物や博物館なども多数あり、様々な国から観光客を誘致しています。

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